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●洗濯による黄ばみについて●

 お客様から、粉石鹸の洗濯による衣類の黄ばみについてご質問がありました ので次のようなお答えをしました。

 合成洗剤と粉石鹸を比較すると、「きばみ」は石鹸の方が少ないとの実験結果が消費者連盟から発表されています。しかし、粉石鹸でも「きばみ」が発生しない訳ではありません。

 「きばみ」の発生原因として考えられるのは、不充分なすすぎの時、洗濯後すぐに干さない時、室内などで乾燥させた時、などの場合に「きばみ」が出やすくなるようです。また「合成洗剤」には、「蛍光剤」「漂白剤」がほとんど入っています。

 中でも恐いのは「蛍光増白剤」です。この薬品は厚生省が、「包帯、ガーゼ、食用ナプキン」等への使用を禁止している成分で、「発ガン性」がハッキリと確認されております。つまり、洗濯した物をこの薬品で白く染めてごまかしている訳ですね。しかもこの薬は水に溶けやすく、汗をかくとそれに溶け、皮膚から体内に浸透して来ます。 主婦としたら大変ですが、子供のことを考えると、できれば「石鹸」を続け、乾燥は出来るだけ「天日」で、冬場などは無理でしょうから、月に1,2度は「酸素系漂白」で漂白されるのが良いのではと思います。

 余談ですが、新しく購入した衣類(ガラ物も)最初から「蛍光漂白剤」に染められているものが大半です。むしろ染められていない物を探すのは大変なことのようです。「白」は確かに清潔感がありますが、薬でそめてまでそうする必要があるのか疑問に感じます。

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