●それでもベビー石鹸を使いますか?●
ベビーせっけん、ベビーソープなど、ネーミングがいかにもやさしいから、つい可愛い赤ちゃんのために使ってみたくなる。肌の弱い大人でも「赤ちゃんに安全なら」と信じて使う人が多い。ベビー石鹸は、香りがほんのりして良いし、泡立ちもソフトな感じだ。
ところが、成分表を見ると、あきれかえってしまう。有害な物質が、ごくあたりまえのように添加されているではないか。肌の敏感な赤ちゃんに、こんな有害物質入りの洗剤を使っても言いのだろうか。もちろん、大人用の一般石鹸には、数え上げると切りがないほど入っている。
有名メーカーのほとんどの「ベビー石鹸」にも、最低4種類もの添加物が入っていることをご存知でしたか?。お手元のベビー石鹸の成分表示を確認してみて下さい。
◎ポリキシエチレンラノリン
ベビー石鹸のほか、ベビーオイルや化粧品全般の油性原料として使われている。綿羊の毛に付着している脂分から作られるので安全と考えられていたが、皮膚障害を起こすことが報告されている。
◎トリクロカルバン(トリクロロカルバニリド)
薬用化粧品などの殺菌成分として配合される物質。毒性は弱いとされるが、厚生労働省の表示成分に指定されている。
◎エデト酸塩
クリーム類、乳液類、シャンプーなどの保存剤、変質防止剤として使われる。皮膚、粘膜への刺激、ぜんそく、発疹などのアレルギーを起こす恐れがある。口から入れば、カルシウム欠乏症、血圧降下、肝臓障害を起こす。
◎色素や香料
アレルギー、その他の障害をもたらす有害物質である。
(消費者レポート 626号から引用)
洗濯洗剤や固形石鹸を無添加のものに替えただけで、悩まされていた赤ちゃんのオムツかぶれや湿疹がうそのように消えたと、お母さんから喜びの声が届くことが何より嬉しい。しらかば石鹸を一度使われた方のほとんどが、お得意様として長くご利用くださっています。